まず考えましょう

「自分はなぜ結婚したいのか?」

「こういう自分になりたい」「そのためにこういう相手と一緒にいれば自分も相手も一緒に成長できる」「理想の自分になっていける」

そう「成長」

人は生まれて死ぬまで成長することが大切

身体は衰えても頭や心は成長できます しないといけない

夫婦関係は どちらかが成長をやめた時 終わりに向かいます

夫婦は鏡です

自分と同じ高さの世界を見ている相手に惹かれて一緒にいたいと思える

最初は同じ高さにいてもどちらかが止まってしまうとそれを上回る高さになったもう片方の人は物足りなさや不満を感じ一緒の未来を見据えられなくなります

まあ、一緒に堕落したい…という考えが一致して一緒に下がっていく相手もその人にとっての良いパートナーではありますね

一緒に不幸に向かえるのはあるいみ幸せかもしれませんし

幸不幸は人が決めるのではなく自分が感じることですから

とにかく同じ目線でいられる相手と一緒になれれば自分にとって良しですね

「自分はなぜ結婚したいのか?」

他者やメディアからの影響に左右されるものではなく 自分の内から湧き出る希望が「結婚したい」理由になる人は相手を引き寄せ見極め選んでつかむ力を持てます

自分の内なる声が結婚したいと言っているのか もし必要性を感じないのであれば無理に結婚に執着する必要もないのです

でもね「結婚なんかしない」と言っていた人でも「結婚したい」と思える相手と出会うこともあるのです

婚活の方法は様々。

結婚相談所に入会する。マッチングアプリを始める。合コンをする。紹介してもらう。なんなら親や親せきの人から勧められるお見合いをする。

なんでもありです。

幼稚園の頃「将来の夢を絵に描きましょう」との先生からのお題に「お嫁さん」とウェディングドレス姿の女の子の絵を描く女の子がまあ何人かいて、それを「ナニソレ」とバカにしていた私です

「あなたの人生、結婚したら終わり?」と

自分の両親を見て、幼稚園生ながらも結婚がイコール幸せではない…と知っていたからかもしれないのですが

4歳の時に「この親は間違ってる」「私に家族はいらない」「一人で生きていく」「でも私はまだ子供だから親にお金を出してもらう必要があるわけで…働けるようになるまではスネをかじって我慢しよう」…なんて思っていた子供だったからなのですが

ただ、「お嫁さん」の絵を描いていた幼稚園児の女の子たちは、私のように「人生」なんて重く考えていたわけでもなく

ただ純白で綺麗な「ウェディングドレスを着たい」くらいの気持ちだったのだろう…と今になれば思うわけですが

当時の私は一人重めに考えていまして

まあでも、そんな風にバカにしたつけがまわっているのか?…ごめんなさい…なんて反省する時期も訪れます…

それはさておき

今「婚活」をしようとしているか始めたところな人たちは、大人ではあるはず

ならまずちゃんと考えましょう

「なぜ結婚したいのか?」

結婚相談所で活動する人々に接して、けっこう「刷り込み」的な思考な人も多いと気づく

親や親せきやメディア等々…から

「大人になったら結婚するもの」「みんながしてるから」「結婚してないと社会不適合者だ」…なんて思いこんでる人もいることに驚く

結婚している人は勝ち組で してない人は「負け犬」なんて言う人もいて…

結婚相談所での私の師匠的女性がバツイチだったのですが、その人が昔、担当した女性に「結婚してる?」と聞かれて正直に「離婚した」ことを伝えたところ

「あなたみたいな負け犬にサポートされたくない」と担当変更を要求された…なんてことも

その師匠はそれ以降、担当会員様へは「既婚者」で通すことにしたのです

その「負け犬」なんて暴言を吐いた女性は師匠に対して言ったわけですが、要するに自分がそうなのですよ

だって、あなた、今結婚してないじゃない

その女性は「自分は今活動を始めたからすぐにでも結婚できる」「私は離婚しているあなたや、結婚できずにいるほかの人たちとは違う」なんて思ってたのかもしれませんが、いやいやそんなあなたこそ、負け犬中の負け犬です

結婚しているしていない…を、勝ち負けなんかで考えるなんて…もうね、その思考が負け犬中の負け犬

誰と競っているのでしょ?

自分の人生 誰と競うでもなく…強いて言えば、競う相手は自分自身

自分の人生 自分がなりたい自分になるべきなのでは?

その「なりたい自分」が結婚している自分ならそれも良し

結婚は二の次で他にやりたいことなりたい自分があるのならそれも良し

でもね、結婚したら人生ゴール…ではなく、長い人生の通過点、結婚生活…と考えればむしろ結婚がスタートです

「なりたい自分」が結婚している自分…である人も、結婚なんて自分の人生にただ付随するだけのもの

自分の人生、どうなりたいか、どうありたいか…まずはその軸がしっかりしていないと、相手の見極めもできないし、自分が選ぶべき相手もわからない、出会っても気づかない

なりたい自分の軸をしっかり持てている人は、その人生に付随することとしてパートナーを得て幸せに生きているのです

自分が結婚すべきでない相手と結婚しちゃう…それは不幸の始まりです

どうせなら、結婚したその先も幸せな人生を送りたいですよね

まず「なぜ自分は結婚したいのか?」「本当に結婚は必要か?」

「どういう自分になりたいか?」なりたい自分にプラスになる相手とパートナーになれるといいですよね

そう、パートナー

別に「結婚」という制度にとらわれることもないのです

この時代、その辺も柔軟になってきているはずです

夫婦別性、別居婚…ありますよね

籍を入れなきゃいけない…ということもないし、同じ家に一緒に住まなくてはいけない…でもない

選択は自由

自由に選んだ結果、籍を入れる、一緒に住むならそれで良し、そうじゃなくても良し

「なぜ自分は結婚したいのか?」ですが、理由も様々で良いのです

①「親に言われたから」「心配している様子の親を安心させたいから」

②「働きたくない」「旦那の収入で楽に裕福な生活をしたい」

③「自分の子供がほしい」

④「結婚して幸せそうなあいつに対抗したい」

…なんでも良しです

ただ、上記に挙げた理由の場合

気を付けないとなかなか結婚には至りません

相手の条件について

①の場合

条件を出す主体は「親」ですね

だって、安心させたいのでしょ?

その親が望む相手にするべきですよね?

自分の希望なんて二の次です

そう割り切れないと、なかなか「この人」とはなりませんね

親の希望と自分の希望が一致していれば万々歳…でも、なかなかそうもいかないもので

②の場合

お金さえあればOK…とこれまた割り切りましょう

「チビでもブスでもハゲでもいいから年収3,000万円以上の男性を」と言っていたなかなか美人な女性がいました

潔いですね アッパレと思ったものです

「年収1,000万円以上、慎重は180㎝以上、顔は福山雅治で、とにかく私に優しくしてくれる人紹介してください」

まずそうそういない

いたとして、そんな人があなたを選ぶメリットは?…てことになるのです

ちなみにですが、相手の年収だけで結婚を考える危うさ…

このご時世「絶対潰れない会社」はないことはもうご存じですよね

じゃあ公務員?…公務員でそれほど稼ぐ人は…ほんの一部の人、そういう人は結婚相手をお家柄で選んだりもしますし…まあ婚活市場にはそういない

それにけっこうブラック企業以上にブラックな働き方をしていて心を病む人多数…

心は病まずとも、事故や病気で働けなくなる…なんてことも

そうなったらどうします?

お金だけで見ていた相手の収入が低くなったり働けなくなったりしたら…養ってあげようと思えます?

…そうなったら離婚する?でもね、離婚もそんなに簡単じゃなく

…そんな覚悟まで見据えているなら良いですけれど

③の場合

子供はこんなこがいい…なんて理想ももってしまっていませんか?

「頭の良い子」なら「頭の良い相手を」

「かわいい子」「かっこいい子」を望むなら「容姿端麗な相手を」

…キリがない

また、結婚したら自動的に子供ができるわけでもなし

どんなに望んでもできない夫婦がいるのも事実です

「不妊でしょ?知ってますよ」「だから自分は若い相手を望みます」「年齢が上がるごとに不妊のリスクもあがるでしょ?」

…こういうこと言う人も多いですね

でもね、あなたの年齢は?

40代50代の人が20代の相手を希望しても…その相手の希望は?

またですね、不妊は片方だけの問題ではなく、両者に均等に問題があるのですよ

不妊の原因の割合は男女50%づつ

子供を…という希望で選んだ相手と子供ができなかったら?

④の場合

…対抗心で選ばれる相手はカワイソウですね

また、対抗するにはあいつの相手よりもスペックが良い、容姿が良い、経済力がある、…等々、条件が青天井

大変ですね

またそんな完璧な相手があなたを選ぶメリットは?

また、あいつは幸せになっても、あなたがその相手と幸せになれるとは限らないのです